Uncategorized

【中学受験・国語】網羅する「文学史」-「マーク・トウェイン」編

(このブログでは、塾に通わずとも中学受験で志望校を目指せるくらいの網羅性を目指して日々更新しています。とはいえまだまだなので、温かく見守っていただけたら幸いです!)

マーク・トウェインとは?

マーク・トウェインは、アメリカ合衆国ミズーリ州出身の小説家です。

こう書くと、数多くいる小説家の一人のように聞こえるかもしれませんが、19世紀アメリカ文学を代表する小説家です。(具体的な凄さは口述します。)

ユーモアがありながらも社会風刺を織り込んだ作品を多く残しています。

マーク・トウェインが生まれたのは、1835年11月30日。日本で言えば天保6年、すなわち江戸時代ですね。

また、亡くなったのは1910年4月21日。日本で言えば明治43年です。

マーク・トウェインの代表作

『トム・ソーヤーの冒険』

『ハックルベリー・ファンの冒険』

『人間とは何か?』

マーク・トウェインはどのくらいスゴい作家なのか?

先ほど、「マーク・トウェインは19世紀アメリが文学を代表する小説家」と書きましたが、その凄さは、20世紀アメリカ文学の二大巨匠と呼ばれるウィリアム・フォークナーとアーネスト・ヘミングウェイ(ともにノーベル文学賞受賞者)の2人がマーク・トウェインについて述べた内容を知ることで理解できます。

1949年にノーベル文学賞を受賞したウィリアム・フォークナーはマーク・トウェインについて、以下のように述べています。

「アメリカにおける最初の真の作家であり、我々アメリカ人作家はすべて、彼の相続人なのである。」(ウィリアム・フォークナー)

また、1954年にノーベル文学賞を受賞したアーネスト・ヘミングウェイもマーク・トウェインについて、以下のように述べています。

「アメリカ現代文学はすべて、『ハックルベリー・ファンの冒険』という1冊の本に由来している。」(アーネスト・ヘミングウェイ)

 この2人に言葉から、マーク・トウェインの偉大さを感じることができるでしょう。

知性を深めるためのマーク・トウェイン雑学/豆知識

「マーク・トウェイン」はペンネーム。

マーク・トウェインの本名は「サミュエル・ラングホーン・クレメンス」です。

「マーク・トウェイン」という名前は、船が川を航行する際の合図である”by the mark, twain”に由来しています。

ミシシッピー川沿いで育つ

マーク・トウェインは、4歳の時はミシシッピー川沿いの町ハンニバル(ミズーリ州)に引っ越しました。このハンニバルという町やそこに住む人々が、上記2作のモデルとなっています。

ジーン・ウェブスターは姪の娘

『あしながおじさん』の作者であるジーン・ウェブスターは、マーク・トウェインの姪の娘です。

「マーク・トウェイン」を網羅的に学ぶための一問一答

(追って更新します。)

「マーク・トウェイン」に関する過去の中学入試出題例

(こちらも追って更新します。)